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PENTAX K-S2を振り回す休日記

3つの終着駅を巡る旅―工業地帯の寂しきローカル線、鶴見線に乗る(後半)

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 (この記事は前回の

の続きになります。前回記事は鶴見線の概要と、鶴見線で最も有名な終着駅「海芝浦駅」を紹介しています。そちらも併せてご覧ください)

今回は残りの2つの終着駅である「扇町駅」と「大川駅」、それに乗換駅として珍しい機構を持つ「浜川崎駅」を紹介します。使用したレンズは定番コンビのDA16-85mmとDA55-300mmPLMです。

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14:07に浅野駅を出て浜川崎方面に乗り10分ほど工業地帯を行くと、本日第二の終着駅「扇町駅」に着きました。

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3つの終着駅を巡る旅―工業地帯の寂しきローカル線、鶴見線に乗る(前半)

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 DA 55-300mm PLMを購入してからというものの、すっかり撮り鉄にハマってしまいました。その飽くなき鉄道欲は収まる気配がありません。編成写真を撮るだけでは面白味に欠ける、そう考えた私はかつて熱中していた「終着駅」に目を向けました。

東京圏内でも「終着駅」を感じさせるところはどこでしょうか?池袋駅東武線・西武線上野駅常磐線・京成線など、東京には終着駅をいくつも持つ巨大ターミナル駅があります。しかしそこには終着駅がはらんでいるはずの「さびしさ」を微塵も含んでいません。

そこで今回見つけたのが、神奈川県鶴見駅から京浜工業地帯に伸びる鶴見線でした。海芝浦・大川・扇町の3駅をもつこの路線は、本数の少ない都会のローカル線として割合有名です。己の終着駅への執着心に身を任せ、DA16-85mmとDA55-300mmを準備して乗り込みました。

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最近の撮り鉄まとめ【東武東上線・総武線・京葉線・武蔵野線】

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 先日念願のDA55-300mmPLMを手に入れてからというものの、早速バンバン撮り鉄用レンズとして活躍させています。近所の沿線に出かけてはホーム先端に立って、電車の走るその姿を望遠で切り取る、これを何一つ飽きることなく続けています。

あちこち出かけているうちにそれなりの量が溜まってきたので今回のエントリーでアップします。なお撮影マナーに関してはフラッシュを焚かない、黄色い線から必ず下がる、他の利用者の方の妨害を行わない等、身の安全・列車の円滑な運行に最大限配慮しております。

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王子・飛鳥山公園のアジサイを撮る

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 6月もあっという間に終わり、早くも7月になりました。しかし梅雨は明けずジメジメとした天気は今でも変わることがありません。

梅雨時は雨のためお出かけしにくいものですが、一方で梅雨にしか咲かない花があります。アジサイです。どんより灰色模様の梅雨を唯一彩るありがたいお花です。もちろんカメラファンにとっても絵になる被写体として重宝されます。私もこれは撮り逃せないということで、梅雨が明けないうちにせっせと撮りに行ってきました。

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「宿決めの流儀」自分流・鉄道旅行のノウハウ②

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 旅には欠かせないであろう宿泊地。よくTVでは豪華な料理と風情豊かな景色の見える部屋が連日のように紹介されているものと思います。私もTVをぼんやり眺めては「いいなぁ…!」と涎を垂らしながら(?)見ています。

が、鉄ちゃんのこだわり貧乏鉄道旅とは無縁。鉄道旅では豪華な料理も景色も宿では求めません。なぜなら、豪華な料理は駅弁やたまたま寄った店で満喫し、豊かな景色はローカル線の車窓から望むことができるからです。

また貴重な一日を始発から終電近くまで目いっぱい使うため、宿で過ごす時間が短いのも大きな要因です。雨風をしのげればそれでいいのです。そこではいかに安く、かつゆっくり休めるかがポイントになります。

ただし両者の関係はトレート・オフにあるものです。安すぎるとまともに休めず、かといって毎回高い場所だと費用が嵩みます。その落としどころをどうつけるか、自分のお財布と体力と相談しながら決めましょう。

今回はビジネスホテルからマンガ喫茶まで、4+1種類紹介しています。なお寝台特急や長距離夜行バスは今回は扱っていません。

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