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ペンタックスとラジオと生活と

PENTAX K-S2を振り回す休日記

写真でたどる鉄道旅行記―広島・四国・伊勢 第一日目「呉とうさぎ島」(2016 8/31)

今更ではありますが、今年の夏に行った旅行について写真を中心にまとめます。道中日記を時系列順につけているわけですが、一方で写真の方は700枚ほどPCに眠ったままでした。このブログの目的のひとつに「眠っている写真をまとめる」というのがあるので、不定期ながらも順にまとめていこうと思います。

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 まずは広島・呉へ

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 本当はこの数日前に壮大な北海道旅行をしていたはず...なのですが、用事が出来てしまい血の涙を流して帰還する事件が起きてしまいました。今回は用事を済ませた後に、北海道のリベンジとしてうさぎ島や未踏の四国に行ってしまおう!ということで急いで荷物をまとめて始発の新幹線で旅立ったわけであります。

 

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 この頃の広島はカープが勢いづいていて、どことなく街全体が盛り上がっていたような気がしました。以前来た時もデパートに「頑張れマエケン」の幕が垂れ下がっていたので、元々カープ一色なところはありますけどね。

 

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 JR呉線で呉駅に到着し、連絡橋を渡ると呉全体を見渡せます。暑いながらも爽やかな青空が気持ちよかったです。

 

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 連絡橋からそのまま望遠台に行って呉の港を堪能できます。

 

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 まずはこの謎の潜水艦へ。実はこれ、海上自衛隊資料館です。朝鮮戦争での機雷掃討器具が印象的でした。

 

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 施設内はこんな感じ。左のサメの顔をした魚雷が気になります。

 

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 お次は大和ミュージアム。入場してすぐに大和がお出迎えしてくれます。1/10模型とはいえ、人があれほと小さく見えるくらい迫力があります。

 

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 この作りこみ具合はすさまじいものがあります。この大和だけで大きなフロアをほぼ丸々独り占めしているのだから凄いです。

 

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 こちらはゼロ戦でしょうか。

 

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 人間魚雷こと回天。敵艦隊に突撃する心境はいかがなものだったでしょうか...と、左下に搭乗員の方のと思われる遺書が展示されています。「自分が生きるはずだった残りの人生全てをこの一撃に賭ける」という趣旨で、比べてこれまでの自分はどうだったかと思うと妙にハッとさせられたのを覚えています。

 

「ウサギと毒ガスの島」大久野島

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 呉から広で乗り換えて忠海駅に着きました。日本人のみならず外国人観光客も大久野島を目当てに続々と降りていきます。フェリー乗り場へは駅から10分ほど。瀬戸内海の綺麗な青い海から、大久野島行きがやってきます。

 

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フェリーで20分ほどで大久野島に着きます。風が強くて気持ちいい!

 

以下は大久野島のウサギを一気載せです。

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 実は専らウサギ派です。この日は確かウサギだけで100枚ほどシャッターを切っていたはずです。ウサギ見るとついつい撮りたくなってしまいます。ウサギも野生とは言えど人恋しいのか、目を3秒合わせると数匹ダーッとこちらへ駆け寄り、立ち上がってこちらをジッと見てきます。...単にエサよこせということかもしれませんが、それは言わないお約束。

 

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 ウサギについて思い出話をひとつ。私が生まれる前に両親はウサギを飼っていて、うさ子と名付けとても可愛がっていたそうです。ところが私が未熟児として生まれたわずか数時間後に、そのウサギは突然死んでしまったそうです。もしや、未熟児で命が危うかった私が死なずにすくすく育つよう、私の身代わりとなって神様に命を捧げたのでは…

思わず目頭を熱くしました。今度お墓参りに行こうかな。

 

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 島には高台もあります。アップダウンが激しいので夏の暑い時期は汗ダラダラです。

 

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 瀬戸内海の広々とした眺めが清々しいです。ちなみにキットレンズとしてこの旅に装着したDAL 18mm-50mm DC WR RE、逆光に非常に強いです。ちょっとゴーストが出るぐらいですし。

 

一方で大久野島にはこんなものがあります。

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 毒ガス死没者の慰霊碑です。見出しの冒頭に「ウサギと毒ガスの島」と書きましたが、この島はどうやら旧日本軍の手で毒ガスが密かに製造されていたらしく、その時に亡くなった方々を慰霊している様です。今回は時間が無かったので行けませんでしたが、この島には毒ガス資料館があります。ウサギに癒されるついでに行ってみてはいかがでしょうか。

 

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 ちなみに毒ガス製造前は瀬戸内海の要塞として機能していたようです。こちらは発電所跡ですが規模が大きいことからここは結構要所だったのかもしれません。

 

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 こちらは砲台跡です。かなり煉瓦で頑丈に造ってあることがわかります。

 

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 火薬庫跡です。この島は旧日本軍関連の廃墟の宝庫ですね。ちなみに壁に書いてある「MAG1」、実はただの落書きではなく朝鮮戦争の時にアメリカ軍が遺したものだそうです。終戦後も軍事施設として使われていたとは驚きです。

 

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 そんな物騒な火薬庫にもウサギは棲みついています。軍施設という禍々しさとウサギという可愛らしさが同居した大久野島は、両者のアンバランスさを孕んだ独特の雰囲気を醸し出しています。

 

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 夕方の忠海駅最終便が来るので戻ってしまいます。このウサギの楽園がいつまでも残っていますように。

 

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 帰り際小さなウサギが寄ってきました。名残惜しいがさようなら、また会おう!

 

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フェリーで感傷に浸りながら日が傾く瀬戸内海を記念に収めます。

 

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 この日は呉線を三原まで行って乗りつぶし、そのまま東へ向かって岡山で一泊。明日はいよいよ四国初上陸となります。

 

taklight.hatenablog.com

に続く。