ペンタックスとラジオと生活と

PENTAX K-S2を振り回す休日記

最近の撮り鉄まとめ【東武東上線・総武線・京葉線・武蔵野線】

aIMGP1861R

 先日念願のDA55-300mmPLMを手に入れてからというものの、早速バンバン撮り鉄用レンズとして活躍させています。近所の沿線に出かけてはホーム先端に立って、電車の走るその姿を望遠で切り取る、これを何一つ飽きることなく続けています。

あちこち出かけているうちにそれなりの量が溜まってきたので今回のエントリーでアップします。なお撮影マナーに関してはフラッシュを焚かない、黄色い線から必ず下がる、他の利用者の方の妨害を行わない等、身の安全・列車の円滑な運行に最大限配慮しております。

 ①東武東上線(2017/6/28)

 

aIMGP1210R

 柳瀬川駅寄居側プラットフォーム先端より撮影。

東武東上線は池袋~寄居間を結ぶ東武鉄道の路線です。池袋~小川町間では9000系、10000系、30000系、50000系などの東武鉄道車両が運用されている一方、東京メトロ有楽町線副都心線により和光市~森林公園間での直通運転により、和光市から北はメトロ7000系・10000系や東急5000系などの他社車両が乗り入れるようになります。そのため和光市以北では東武車両だけではないバラエティ豊かな車両をカメラに収めることができます。

この列車は昨年新たに新設された「Fライナー」。旧来の東上線内各停・副都心線内急行・東横線内特急だった速達列車が、東上線内急行運転が開始になったことで、新たに「Fライナー」という愛称をつけられたというのが主な経緯だそうで。

aIMGP1238R

 撮影場所は同じ。

こちらはメトロに直通運転せずに池袋まで向かう準急列車。

②総武線(2017/6/29)

aIMGP1378

 成田駅1番ホーム中間より撮影。

千葉方面からやってきたE217系の長い15両編成が、ゆっくりと1番ホームに滑り込んでいきます。この列車は成田駅を発車後佐原方面には向かわず、支線の成田空港線へ行く空港アクセス線として機能しています。

aIMGP1406R

 稲毛駅総武快速線ホーム東京側より撮影。

房総特急車両として運用されているE257系が高速で通過していきました。E257系と言えば中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」が有名。房総では菜の花イエローと海のブルーのカラーリングが施され、定期としては外房線の「わかしお」、総武本線の「しおさい」で使用されています。

私がまだ幼い頃、故郷の沿線・外房線では旧国鉄車両の183系が活躍していました。赤とベージュの電車が自室の窓から見たのをよく覚えています。いつごろからかは分かりませんが、気がつけば新型のE257系や255系が走るようになり、ふっと183系は姿を消してしまいました。でも実は、個人的にはこのE257系の方がスタイリッシュで好みです。

aIMGP1430R

 市川駅総武快速線ホーム東京側より撮影。

長年総武緩行線で活躍してきたE231系。最近は山手線から転属された車両もよく見かけますが、これは従来より総武線で活躍してきた方。

故郷の外房線では113系が全盛だったとき、故郷をまともに出ていなかった私にとって電車はオンボロな普通列車113系と割合新しかった快速列車のE217系がほぼ全てでした。が、千葉駅経由で両国の国技館に行く際に初めて総武緩行線に乗った時、E231系を見て「なんて新しい電車なんだろう」と感動したのを覚えています。

aIMGP1433R

 同じく市川駅で撮影。

こちらはE257系同様房総特急の車両として使われている255系。この車両のVVVFインバータの起動音が好きで、蘇我駅あたりで聴けたときはおおっとなったのですが、E257系と比べて見かける頻度は少なめです。

京葉線(2017/7/2)

aIMGP1616R

 市川塩浜駅上りホームより、東京方面に向かって撮影。

E233系は今やすっかり京葉線の主力車両となっています。初めて乗ったのが受験のときでしたが、揺れやショックの少なさ、IGBT-VVVFインバータ奏でる起動音の近未来間、そして車内の液晶モニターを使った広告や路線案内など、その盛り沢山さに大変気に入っている車両です。

aIMGP1775R

 新木場駅東京側にて撮影。

いまいち透明感が得られずモヤモヤした写真になってしまいました。夏の空気が孕む陽炎、沿線の工場から吐かれる煙によるモヤが原因かもしれません。

aIMGP1861R

 潮見駅蘇我側より撮影。

ここは隠れた名スポット。この写真は最高傑作です。故に今回のエントリーのトップにしました。カーブをゆっくり描きながら駅に進入するためこのような画が得られます。障害物等は望遠で避ければいいわけで、強くおすすめしたい場所です。

aIMGP1892R

 同じく潮見駅

京葉線車両としてはE233系とわずかな209系がありますが、この路線には武蔵野線が直通運転していきます。そのため205系のお顔もしっかり拝むことができます。

武蔵野線(2017/7/8)

aIMGP2085R

 西浦和駅船橋方面に向かって撮影。

このお顔205系は通称「メルヘン顔」と呼ばれています。かつては京葉線車両の205系でよく見られたメルヘン顔ですが、今は武蔵野線にしか見られません。もしかしたら京葉線のお下がりとして武蔵野線に転属されたのがこの205系かもしれません。

aIMGP2105R

 同じく西浦和駅より。

武蔵野線では旅客列車のみならず貨物列車も運行されており、その姿をカメラに収めることができます。むしろ元々武蔵野線は貨物中心の路線で旅客運送はそのおまけだった、という話を聞いたことがあります。

ただし10分に1本は運行されている旅客列車の205系とは異なり、貨物列車は一時間に1、2本程度しかやってきてくれません。

この日はここに私以外の撮り鉄の方がちらほらと居ました。あるとき私が電車をボーッと待っていると、列車も来ないのに急に撮り鉄さん達が突然カメラを持って臨戦態勢に入るではありませんか。何事かと思い私も準備すると、にわかに遠くから写真の貨物列車がこちらに向かって近づいてきたのでした。

恐らく彼らは貨物時刻表で出現する時刻を把握していたのかもしれません。すごいなあ、と驚いてしまいました。

aIMGP2220

 東所沢駅府中本町ホームより、南船橋側に向かって撮影。

しばらく撮影を続けていると、西川口での人身事故により一部区間で運転見合わせとなってしまいました。そこで急遽ここの東所沢駅より回送列車がやってきたのでした。運転見合わせを免れた府中本町~武蔵浦和(?)間での運行用に引っ張り出されたものと思われます。

aIMGP2234

 同じく東所沢駅より撮影。

見事な編成写真が撮れました。全編成+ジャスピンだとどういう構図であれ嬉しく感じてしまうのが初心者撮り鉄の私です。

aIMGP2255

 新秋津駅府中本町方面ホーム中間部分より南船橋方面を向いて撮影。

この列車も回送です。先程の東所沢駅より緊急投入されたものでしょうか。

aIMGP2290

 府中本町駅南武線川崎方面ホームにて川崎方面に向かって撮影。

府中本町駅武蔵野線南武線のほかに、貨物通過線を持つ大規模な設備を持つ駅です。そのため配線は複雑なものとなり、写真の架線柱も魑魅魍魎の世界の形相を見せています。

武蔵野線はここで終点になります。終着後は一旦出発して写真のように留置線に入り、しばらくしたら進行方向を切り替えて再び武蔵野線ホームに始発列車として滑りこんできます。ホームで何人かの乗客を乗せると、再び武蔵野線としてトンネルの中に消えていきました。